急激にキャッシュレス決済が普及している今の日本ですが、うちもそろそろ導入しないとダメだろうか??
なんとか決済ってたくさんあるけど、結局どれにするのがいいんだろう??
今後、現金だけではやっていけなくなるんだろか??
そんな心配もあるんじゃないですか??
今回は、実際に楽天ペイを5年以上使っている僕が、楽天ペイを徹底レビューします。はっきり言うとデメリットはほぼありません。
今の時代、キャッシュレスを使えるか使えないかでお店を選ぶ人も増えてきました。現金決済だけは、絶対に機会損失です。
では、掘り下げていきます。
まずは基本的なところ。楽天ペイを契約する事で使える決済方法です。
・クレジットカード・デビットカード決済
・電子マネー、交通系ICカード決済 (電子マネーの残高紹介)
・QRコード決済
これらを使うことができるようになります。
次に、楽天ペイでできないことですが、
・クレジットカードの分割払、ボーナス払等の一括払以外の決済方法
(今のクレカは後から分割もできますので、必要があればお客様に自分で手続きしてもらう必要がある)
・電子マネーのチャージ
(お客様にあらかじめチャージをしていてもらう必要がある。)
クレカの分割は一切出来ないので、後から分割とかを知らないお客様にはお声がけをしておくといいと思います。
チャージに関しては、モバイルwaon等でスマホでチャージできるものはその場でお客様にチャージしてもらえるけど、そうじゃないものはあらかじめチャージしておいてね。と周知が必要。
楽天ペイで使える決済方法ですが、かなり多彩です。大部分の決済方法が網羅されています。
国際ブランド | 決済手数料 |
---|---|
VISA | 3.24% |
master | 3.24% |
アメリカンエキスプレス | 3.24% |
JCB | 3.74% |
ダイナースクラブ | 3.74% |
ディスカバー | 3.74% |
主要国際ブランドは全て使えるので、だいたいどのクレジットカードでも大丈夫です。
手数料に関しては、JCB以下3ブランドが3.74%と少し高くなりますが、その他の3.24%は業界最安値です(2020/4現在)
電子マネー | 決済手数料 |
---|---|
楽天Edy | 3.24% |
nanaco | 3.24% |
waon | 3.24% |
Apple Pay | 3.74% |
iD | 3.74% |
QUICPay | 3.74% |
交通系ICカード | 決済手数料 |
---|---|
Suica | 3.24% |
PASMO | 3.24% |
Kitaca | 3.24% |
TOICA | 3.24% |
manaca | 3.24% |
ICOCA | 3.24% |
SUGOCA | 3.24% |
nimoca | 3.24% |
はやかけん | 3.24% |
Apple Pay、iD、QUICPayは決済手数料3.24%
その他の電子マネー3.24%になっています。
QRコード決済 | 決済手数料 |
---|---|
楽天ペイ(QRアプリ決済) | 3.24% |
auPAY | 3.24% |
QRコード決済は2種類ですが、全国際ブランド、電子マネー全て合わせると、
楽天ペイを導入するだけで、23種類もの決済方法が使える事になります。
これだけ多いのは楽天ペイの特権とも言えます。これを母体に必要に応じてPayPayや、他のQR決済を導入するのもいいと思います。
僕のお店は、楽天ペイを主体にPayPayも使えるようにしています。
決済方法は、お店のタブレット、スマートフォンに楽天ペイの決済用アプリとカードリーダーをBluetooth接続をして決済をしていきます。
(インターネット回線が必要です)
決済アプリを開くとこのような画面が出ますので、決済金額を入力します。
ここまでは、どの決済方法でも一緒です。
次の画面で決済方法を選択します。ここで枝分かれしていきます。
クレジットカードはカード読み取り時に、QR決済はお客様にバーコードを読み取ってもらった時に自動的に、国際ブランド、楽天ペイ、auPAYを判別してくれます。
電子マネーは、交通系は一纏め、その他の電子マネーは各項目を選択します。
カード読み取り後、暗証番号を入力、もしくは決済アプリ上でサインをもらって決済終了です。
アプリ決済は、カードリーダーにカード、スマートフォンをかざしてもらって読み取り後、決済完了です。
QRコード決済は、お客様の楽天ペイ、auPAYアプリでコードを読み取ってもらい、お客様のアプリで決済していただいて終了です。
楽天ペイのQR決済時はお客様が支払いに楽天ポイントを使えるので、楽天ユーザーへの訴求効果もあります。
店舗用の決済アプリとカードリーダーだけで、これらの支払いを全て済ませることができるので非常に便利なんですよ。
明細に関しては、メールで送るかレシートを発行することができます。
(レシートな場合は、要プリンター)
レシート用のプリンターについてまとめています
楽天ペイやモバイル決済にオススメのプリンター
さて、楽天ペイのレビューで僕が最もお伝えしたく、且つ、これのために楽天ペイを使っていると言っても過言じゃないこの項目。
入金サイクル!!
個人店や小規模店をやっていて、キャッシュレス決済に二の足を踏む理由って多くの方がこの理由じゃないでしょうか??
もちろん僕も検討する際に、この項目が超重要項目でした。
あまりにサイクルが遅いと、月末に売り上げあるのに現金無い。なんて事になりかねないですからね。
そんな不安を払拭するが如く、なんと!土日祝に関わらず、翌日に自分の口座に入金されます。
(僕のお店は午前10時頃)
超重要なんで、もう一度。
なんと!土日祝に関わらず、翌日に自分の口座に入金されます。
コレですコレ!というよりほぼコレ。しかも振り込み手数料もかかりません。
翌日午前中入金で、ほぼ現金商売しているのと変わらないので、入金されなくてお金ない問題は全く無しです。
ただし条件が一つだけあって、入金先の口座を自分の楽天銀行口座にする事です。銀行口座作るだけなので、これは簡単です。
他の銀行口座でも、振り込み申請を出してすぐに入金してもらうこともできますが、いちいち申請しないとダメだし、振込毎に手数料もかかります。
僕のお店は、全てのお会計の内60%程がキャッシュレス決済なんですが、このシステムのおかげで、お金回りで苦労することは全くありません。
楽天ペイを導入する上で、必要になる機器で必ず必要になるものが一つ。
専用カードリーダーです。
これはクレジットカード決済と、電子マネー決済に必須なので、これは必ず購入しないといけません。ちなみに19800円。
ですが、公式でキャンペーンをしていて、条件を達成すれば全額キャッシュバックになります。
条件は2パターン。
- 審査通過月から4ヶ月以内に50000円以上決済+銀行口座を楽天銀行に指定
- 審査通過月から4ヶ月以内に300000円以上決済、銀行指定無し
次に、翌日入金するための楽天銀行口座。上記のキャッシュバックもあるので、確実に口座開設しましょう。
次に、店舗用楽天ペイアプリを入れるためのタブレットやスマートフォン。
(Wi-Fi通信かモバイル通信が必要です)
最後に、これは必須ではありませんが、レシートを発行する場合モバイルプリンターが必要になります。
又、店舗のアプリ上からお客様に明細を送信することもできるので、ここはお店の運営の仕方によりけりかと思います。
まとめると、
- カードリーダー(必須)
- タブレットかスマホ(必須)
- 楽天銀行口座(入金サイクル考えるとほぼ必須)
- モバイルプリンター(レシートを発行する場合)
この3つが必要になります。
導入方法ですが、業種によって必要になる書類などが違いますので、
楽天ペイ公式ページで確認の上申し込みを進めてください。
申し込み手順のイメージは下記のようになっています
楽天ペイの導入コストは、必ず必要なカードリーダー
レシートを出すのであれば、モバイルプリンターとレシート用紙
この辺りが導入コストになりますね。
ランニングコストは
- 決済時にかかる、3.24%か3.74%の決済手数料
- 楽天銀行以外の銀行に入金時の振り込み手数料330円
(他行の振り込みはこちらから依頼して初めて入金処理されるので、勝手に振り込まれて勝手に手数料がかかることはありません)
月額の利用料等は一切ないので、必要機器を揃えたら上記のランニングコスト以外は全くお金はかかりません。
ここまでお付き合いしていただいてありがとうございます。もうすぐ終了です。
楽天ペイのメリットは伝わりましたか??
- 楽天ペイの契約だけで、多彩な決済方法が使える。
- 楽天銀行入金で、いつでも翌日入金
- 国内最安値の決済手数料
- カードリーダーもキャンペーンに乗れれば実質無料
- QR決済だと楽天ポイントも使えるので、楽天ユーザーへの訴求効果も高い
何度も言っていますが、翌日入金!です。これです。
他のメリットが霞んで見えるくらい、個人店には威力があるメリットです。
コレだけで楽天ペイに決めてもいいくらいですね。
おいおい、いい所しか書かないのかよ。
と、思われないようにちゃんとデメリットも書きます。
けど、正直無いんですよね。いままで使ってて不便を感じたことも無いですし。
強いて言うなら、
- 決済手数料がかかる。(これは他の決済業者でもかかる)
- QR決済が楽天、auの2種類しかない。他の決済を使うのであれば別に契約しないといけない。
(うちはサブでPayPayを使えるようにしている) - 僕が使い出してから何回か楽天ペイ側の障害で数時間決済が使えなくなることがあった(たまたまうちは定休日やら営業時間外で被害にはあっていない)
- ちょいちょい楽天カードローン申し込みませんか?の勧誘がある
(メール、DM)
このあたりでしょうか。通信トラブルは楽天だけではなく、他でもあり得ることだと思いますし、カードローンに関しては、何かとメルマガの多い楽天さんですし(笑)
これらのデメリット?を補って余りあるメリットがたくさんあります。キャッシュレス決済を考えているのであれば絶対にオススメですよ。
長文お付き合いいただいてありがとうございました!
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